美容成分の治療

ヒアルロン酸による治療の歴史

きれいな女性

ヒアルロン酸は動物の体内に存在しているムコ多糖類で、1930年代に初めて牛の目から分離されました。その後、競走馬の足の治療に使用したところ、レースで勝利するほどに回復したことから、ヒアルロン酸による治療が注目されるようになりました。主に関節や目の治療に使われたのですが、1990年代になると、アンチエイジング治療にも使われるようになってきました。肌にヒアルロン酸を与えることで、肌には潤いやハリがもたらされ、乾燥が防がれたりシワが目立ちにくくなったりするのです。 さらに昨今では、美容整形外科ではヒアルロン酸を使用したバストアップやヒップアップなどもおこなわれています。もともと動物の体内に存在している成分ですから、アレルギー症状などが起こりづらく、安心してバストなどに注入することができるのです。

効果の持続期間が長くなりました

ヒアルロン酸は、体との相性が良いために安全性が高いところが長所ですが、逆にその長所が短所ともなっています。相性が良いからこそ吸収されやすく、周辺の組織になじむことで、注入した場所からなくなってしまうのです。そのため美容整形外科でのヒアルロン酸注入によって得られる効果は、従来は数ヶ月程度とされていました。 しかし現在では、粒子の大きな高分子ヒアルロン酸が注入されるようになっています。粒子が大きい分吸収されにくく、注入した場所で長く存在し続けることができるようになったのです。 効果の持続期間が2年ほどと非常に長くなったため、ヒアルロン酸による美容整形術を受ける人は、一層増えていくことが予想されています。